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今、見えているもの

それはほんの一部に過ぎない



大人になって思うこと
それは人も日々進化していて、10年前のその人が
肉体的にも精神的にもまったく変化していないなんてことはないだろう
イメージとは怖いもので学生時代の友人のことは
どうしてもその当時のイメージが今でも見え隠れすることはある
本質は変わらなくても長い年月をかけて身につけたり経験したことは
その人自身に何らかの変化をもたらすものだ
若い頃からの付き合いがある人たちにも同じように昔のイメージを抱く
でもある時、以前とはまったく違う側面を見せつけられてドキッとすることがある
だからこそ人は面白いのだなと思う
変化するからこそ長い付き合いの中で飽きもせずお付き合いできるのだろう
もちろん変わらない部分があるからこそ信頼できるのだけれどね

わたしの変化と言えばやはり短大を卒業して2年間は今で言うフリーター
22歳ではじめて就職して会社と言う組織の一員となった
でもその当時はまだまだ子供でなかなか馴染めなかったこともある
ある意味社会人として不真面目であったと思う
女性は仕事なんてどうせ結婚したら辞めるのだし・・・と割り切っていた
何の為に仕事をするのだろうか?それはもちろん生活の為でもあるけれど
その人に任された任務とでもいうのかな?をいかにこなして評価してもらい
その中に自分のやりがいを見い出す為?
会社と言う組織の中ではどうしても<使われている>という感じがしてしまう
会社を興して社長として活躍している人を見ていると
それだけ責任も重いし大変なことも多いけれどその方針や未来への展望
新しいことに挑戦し続けているという感じがする
大変なだけにきっと妥協もしないだろうし、とことん突き詰めて
自分の会社をよくしようとか大きくしようという野望(失礼・・・笑)も見えたりしてね
わたしはサラリーマンの娘だから自営業のおうちのことはよくわからないけれど
それでも大きくつまずいたら大事になるという恐怖心をいつでも抱えているのかも・・・

仕事を例にとったけれど本当に言いたいことは
人も常に向上心を持って進化した方が楽しいし豊かだなと思うこと
このままでいいなんて思った途端、なぜかつまらない気がしてきた
現状は維持しつつ(笑)というところがわたしらしいのだけれど
その中で進化するわたしを考えることにした
どんなことでもいいの、それが自己満足でもね
何かを勉強したいとか美しくなりたいとかそんなことでも進化はできる
ストイックになり過ぎず自分のペースで楽しんでするのが一番
現状維持ばかりに固執しない友人や知人を見ていて
わたしが知っているのはその人のほんの一部なのだなと思った
わたしの周りには先に先に進もうとする向上心旺盛な人ばかりだ

わたしは友人からどんな風に見られているのかな?
仕事もせず子育てもせず犬と戯れる女?(爆)
それはそれで幸せそうに見えるのでしょうね
人は変わらずにはいられない・・・変わらなければならないのかも
だって生きていると思いもしないような出来事が起こるでしょ
毎日が同じように見えていてもきっと同じではないのだと思う
85歳になる大叔母の話しを聞いていても同じようなことを言う
いくつになっても人は変化を避けて通ることはできない
それが楽しくもあり苦しくもあるのだけれど
それでもやっぱり変化がある方がいいよね
by lucca_precious | 2007-11-22 10:37 | life